夜間緊急診療
夜間緊急診療ご利用の前に
診察時間外であっても、緊急の患者様にはできるだけ対応いたしますが、夜間緊急診療をご利用いただく前に下記を必ずご確認お願いいたします。- ご来院の前には必ずお電話をください。(直接来院されても対応致しません。)
- 受付対応時間外では留守番電話になりますのでメッセージにお名前、お電話番号、容態をお入れください。対応可能な場合は通常15分以内に折り返しお電話致します。
- 緊急手術中や、件数が重なった場合は折り返しお電話できない場合があります。依頼が重なった場合は当院の患者様を優先で対応いたしますのでご了承下さい。
- 時間外の対応には時間外診療費が別途発生致します。
留守番電話対応の流れ
step1 お電話の前に
お問い合わせや、ペットホテルのご予約など緊急性のないお電話はご遠慮下さい。
緊急とは…命の危険、強い痛みをともなうもの。緊急かどうかわからない。電話をするか迷う方は下記の夜間緊急診療でよくあるご質問を参考にして下さい。
来院された時間帯により時間外料金が診察費・検査費・治療費などと別途かかりますので、ご了承ください。
受付終了後~22:00 | 5,000円~ |
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22:00~0:00 | 8,000円~ |
0:00~8:00 | 10,000円~ |
初診・他の病院で治療中の方は時間帯にかかわらず | 10,000円~ |
- ワクチン接種後など、診察した当日の容態の変化による診察には、時間外料金はかかりません。 容態が悪いようでしたら、まずお電話ください。
step2 留守番電話に「お名前・お電話番号・容態」をお入れください。
15分以内にこちらから折り返しご連絡ができない場合は、大変申し訳ありませんが他院にもお問い合わせいただくようお願いいたします。留守番電話は転送されますので、明瞭な声でメッセージを入れてください。(お電話番号が聞き取れず、折り返しのご連絡ができないことがあります。)
緊急手術中や、件数が重なった場合は折り返しお電話できないことがあります。
同時に緊急診療のご依頼があった場合は、当院の患者様を優先いたしますのでご了承下さい。
step3 当院からの連絡
こちらからご連絡をして、容態をうかがい、来院時間の相談をします。
鹿児島市内の夜間診療施設
- 鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院 月~金(土・日・祝日・大学の休業日を除く)TEL099-285-8671 http://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/KUVTH/night-visit.html
夜間緊急診療でよくあるご質問
人間の薬、異物、毒物の誤食
量や種類によって危険な場合があります。来院時は飲んでしまったものの箱や錠剤など実物があればお持ちください。吐かせる場合30分~1時間以内が理想とされています。インターネットの情報を基に自宅で塩を使って吐かせようとするのは、大変危険ですので絶対にやめて下さい。
震えている
痛み、発熱、恐怖、寒さなど様々な理由で震えがでることがあります。ぐったりしていなければ、翌日の通常時間に受診して下さい。歩き方、嘔吐や下痢がでないかどうかなど、容態をよく観察して下さい。
ケイレンしている
ケイレンが5分以内におさまり、その後の様子が普通であれば翌日の通常時間に受診して下さい。5分以上おさまらない、1日に何回も起こっている場合は夜間の受診が必要です。
吐いている
どんなものを吐いたか確認してください。何か口にすると吐いてしまう場合は食事や水を控えて様子をみて翌日の通常時間に受診して下さい。ぐったりして立てない、苦しそう、血を吐いているの症状があれば夜間の受診を検討してください。
下痢をしている
ぐったりしていなければ、緊急性は低いです。便に血が大量に混じる場合は出血性腸炎や腸重積などの可能性がありますので来院して頂いています。
呼吸が苦しそう
呼吸が苦しい場合は緊急かもしれません。来院をおすすめします。できるだけ興奮させないように、あまり抱きしめずお座りか、伏せの呼吸が楽な姿勢で連れてきて下さい。
おしっこが出ない
尿道が詰まっておしっこが出なくなると、1~2日で重篤な状態になり、亡くなってしまうことがあります。排尿のポーズをとっているが、全くおしっこが出ないときや、膀胱が張ってお腹を痛がるときは、詰まっている可能性があります。早い受診をおすすめします。(通常メスではおこりません。)
おしっこが赤い
膀胱炎で血尿がでることがあります。膀胱炎の場合は何回もトイレにいく症状がでますが、緊急性は低いです。ブドウジュースのような色のおしっこは中毒や、重度の貧血を起こしている可能性がありますので早めの受診が必要です。
ぐったりして立ち上がれない
日中元気であっても、胆嚢の破裂、肝臓、脾臓のできものの破裂による腹腔内出血など急変する病気はあります。理由がわからなくてもぐったりして立ち上がれない、意識がもうろうとしているなどの場合は受診の必要があるかもしれません。
びっこをひいている
明らかに折れているようにみえる場合以外は、緊急性は低いので翌日の通常時間に受診して下さい。自宅では、悪化を防ぐために狭いケージに入れるなど、安静にさせて下さい。骨折、脱臼している場合はかなり痛みが強いと思いますので、夜間で受診をおすすめします。
また、猫が後ろ足を引きずる場合は血栓症のことがありますので(血栓症では呼吸が苦しそうだったり、急に鳴きだしたりします)、緊急の可能性があります。