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症例紹介

猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)

眼科2022.10.01

  • 猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)

    猫の角膜潰瘍:角膜の穿孔を手術(結膜フラップ)で塞ぐ

  • 猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)

    角膜の中央部が穿孔

  • 猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)

    全身麻酔にて結膜フラップ 術後

  • 猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)
  • 猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)
  • 猫の角膜穿孔:外科手術(結膜フラップ)

通常、眼に傷がついたときは、浅い傷であれば内科的治療(目薬、飲み薬など)で良くなることが多いです。猫は風邪の症状のひとつとして眼に傷ができることもあります。
しかし、何らかのきっかけで深くなってしまったものは、角膜に穴があく「角膜穿孔」となり、失明に至るケースがあります。

写真の眼の傷はかなり深く、角膜に穴が開いて、眼の中の眼房水と呼ばれる水が漏れるような状態でしたので、急遽、外科手術による整復を行いました。
全身麻酔下で、白眼のところにある結膜と呼ばれる薄い膜を剥がして角膜にできた穴のところまでもってきます。血流を維持するため結膜は完全に切り離さず、角膜の穴の周囲を、水が漏れないように、均等に縫合します。
手術後は眼をこすらないようにしっかりとエリザベスカラーをして、目薬と飲み薬で2~3週間程度経過をみます。穴を塞いだ結膜がしっかり生着したらOKです。血流のために残した結膜のいらない部分は、見た目がよくないので後日切り取ってしまうこともあります。

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